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ベトナム政府は、アメリカのオバマ大統領が5月22日から25日の日程でベトナムに訪問する事が決定した事を発表した。
オバマ大統領はベトナムの政府高官との会談を実施し、二国間における経済・人的交流・防衛政策・地域情勢・人権などの幅広い分野に関する話し合いを実施する。政府高官との会談は首都のハノイで実施し、ベトナムとアメリカの関係に関する公式スピーチをオバマ大統領が実施した後に、最大商都であるホーチミンにも訪問する予定。詳細なスケジュールは警備上の問題により現時点では公開されていない。
アメリカ政府では、ベトナム戦争で大量に発生した地雷や不発弾の処理を促進させるための支援を実施しているが、オバマ大統領が訪問した際には、この支援を更に強化する声明を発表する予定である。長年にわたり実施していた武器輸出規制も、南シナ海を不法に侵略し領有権を主張する中国の台頭を抑えるため、全面的に解除する動きもみせている。ベトナム政府も、アメリカ政府との友好関係を深め支援を受けるかわりに、アメリカ政府が要求している人権問題に対しても、一部緩和する用意があるとみられている。