ミャンマーに移動式X線装置を供与、少数民族支援で10億円無償協力

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在ミャンマー日本大使館は、供与額20億円の新型コロナウイルス感染症対策のための医療機材を供与する無償資金協力で調達した医療機材の2回目の引渡しが行われたことを発表した。

日本政府は、ミャンマー政府の新型コロナウイルス感染症の拡大防止の取組を支援していくため、X線装置、ICUベッド、患者用モニターなどの保健・医療関連機材をミャンマーの病院や研究施設に無償で供与する無償資金協力を実施している。今回は、無償資金協力で調達した医療機材の2回目の引渡しが行われることとなった。

今回引渡された機材は、移動式X線装置10台、シリンジポンプ100台、サクションポンプ100台であり、在ミャンマー日本国大使館参事官からキン・ティーダ・エイ保健・スポーツ省課長補佐に対して引渡された。今後も引き続き、機材の調達が完了したものから順次、ミャンマー政府に引渡しを行っていく予定である。

なお、日本政府としては、新型コロナウイルス感染症対策だけでなく、ミャンマーの国造りと国民のために様々な分野での支援を今後も積極的に行っていく方針である。22日には、無償資金協力「紛争の影響を受けた少数民族地域における国内避難民及び周辺コミュニティのための保健、水、衛生及び教育支援計画(UNICEF連携)」が供与限度額4億9,800万円、無償資金協力「紛争の影響を受けた少数民族地域における国内避難民及び周辺コミュニティのための栄養改善計画(WFP連携)」が供与限度額4億9,700万円として実施されることが発表されている。

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