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中国外務省は、中国政府とフィリピン政府は南シナ海問題を適切に解決するために「2国間対話メカニズム」を立ち上げる事で合意した事を発表した。
中国外務省で28日に開催された定例記者会見の際に、記者から「フィリピン大統領府の報道官は、27日に中国政府とフィリピン政府は南シナ海問題を解決するための議論を開始すると発表しています。この発表に関する詳細を教えて頂けますでしょうか?」との旨の質問が行われた。
この質問に対して、外務省の報道官は「中国政府とフィリピン政府は、今年の1月に開催した外交協議の際に、南シナ海問題を解決するために2国間対話メカニズムを開始する事で合意していました。両国政府は、現在は対話メカニズムを開始するために必要となる協議を実施し、フィリピン外務省の職員を中国に招聘しています。今後は具体的な対話を実施していき、海上協力に関する協力関係を強化し、両国にとって健全かつ実用的な協力を進めていきます。」との旨を述べた。