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日本の総合商社である丸紅株式会社は、ベトナムの『Amata City Halong工業団地(アマタハロン工業団地)』へ事業参画することを発表した。
丸紅株式会社の見解によると、国際情勢の不安定化により、製造業のグローバル生産拠点戦略がますます重要となる中、ベトナムは、経済の安定性と高い成長率、豊富な労働力、所得水準の向上に伴う中間層の増加などが高く評価され、製造業の進出が増加しているとしている。『アマタハロン工業団地』では、ベトナム北部でも発展が著しいクアンニン省に位置し、特に以下の優位性が評価され、電子・電気機器、EVを含む自動車関連、工作機械といった産業を中心に日本、韓国、台湾、欧州から製造業が進出しているとしている。
そのため、丸紅は、ベトナムにおいて、『アマタハロン工業団地』の開発・運営を行う「ACHL」の株式20%を「Amata VN」より取得し、ベトナムにおける工業団地の開発・運営に参画することとなった。
今後は、丸紅の30年以上の開発・運営により蓄積した環境負荷低減やデジタル化の取り組み・知見と、Amataが持つベトナムにおける工業団地の開発・運営ノウハウを掛け合わせ、入居企業が効率的かつ環境に配慮した生産活動を行えるサービスを提供していくとともに、周辺地域の雇用創出やベトナムの経済発展に寄与していく方針である。