福岡県は県民らの税負担でジェンダー平等理解促進に公金投入、高校生を対象

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画像:福岡県のHPより
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服部誠太郎知事の福岡県は、「高校生×ジェンダー平等ワークショップ」を8月から5回にわたって開催することが明らかになった。

福岡県では、福岡県男女共同参画センター「あすばる」で、高校生がジェンダー平等について学び、その成果を同世代の若者や社会に向けて発信することにより、ジェンダー平等への理解を促進することを目的としたワークショップを開催することとなった。ワークショップには、県内各地から申し込みのあった高校生が参加し、ジェンダー平等・男女共同参画についての講座や、参加者が関心のあるテーマについての意見交換・グループワークを実施する予定である。

ワークショップは、5回にわたって実施される。第1回目は8月3日、第2回目は8月4日、第3回目は8月16日、第4回目は8月16日、第5回目は11月1日となる。内容は、「ジェンダー平等ミニ講義」「統計調査データの収集・分析」「社会人インタビュー」「模擬発表」などとなる。成果報告会は、11月22日に開催される。

参加する者は、県内の高校生34名と、アドバイザーとして九州産業大学地域共創学部教授、福岡女子大学国際文理学部教授、筑紫女学園大学現代社会学部教授、福岡県立大学人間社会学部准教授が参加する。

なお、福岡県の令和7年度当初予算案では、『ジェンダー平等の社会づくり』に多額の公金を投入する予定となっている。具体的には、「若者のジェンダー平等理解促進費」に162万円を投入する予定であり、この費用は【高校生を対象としたジェンダー平等に関するワークショップの開催に要する経費】であるとしている。

その他の予定では、「ジェンダー平等フォーラム開催費」に543万円、「ジェンダー平等の環境づくり推進費」に14万円、「ジェンダー平等意識啓発事業費」に16万円、「ジェンダー平等の視点からの避難所運営研修費」に564万円、「ジェンダー平等推進プロジェクト費」に1,725万円、「経済分野におけるジェンダーギャップ解消推進費」に4,273万円などを投入する予定である。

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