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在ベトナム日本大使館は、「日本語教師育成強化特別事業開始記念セレモニー兼事業説明会」を大使公邸で10月24日に開催した事を発表した。
この説明会は、安倍総理が打ち出した日本語教師育成イニシアティブに基づいて、ベトナムで「日本語教師育成強化特別事業」が開始することになったことを受けて、大使館と国際交流基金ベトナム日本文化交流センターが協力して開催したものである。また、10月8日に東京で開催された日越首脳会談で、ベトナムにおける日本語教師育成強化特別事業の開始と日本語教育のための両国の協力強化を進めていく事が合意されていた事も関係している。
説明会には、ベトナムの教育訓練省、大学関係者、労働・傷病兵・社会省海外労働管理局や、民間の日本語センター、技能実習生送出機関、JASSO、JICA等日本語教育に関わる関係者やマスコミなどの約100人が参加した。梅田大使は冒頭の挨拶の中で「ベトナムでは日本語教師育成強化事業が始まっており、これは両国の首脳レベルの関心も非常に高い事業です。また、ベトナム国内では技能実習生及び留学生に対する日本語教育の需要が急増しています。この現状に対して日本語教師は圧倒的に不足しており、その質的・量的向上は急務となっています。」との旨が述べられた。