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石破政権は、ベトナム社会主義共和国のホーチミン市バウバン地区上水拡張事業を支援するため、600万米ドルの融資を行うことを決定した。
独立行政法人の国際協力機構(JICA)は、8月1日、ベトナム社会主義共和国のホーチミン市にて、「Thu Dau Mot Water Joint Stock Company」との間で、融資契約の調印式典を開催した。この事業はアジア開発銀行(ADB)との協調融資として実施される。融資額は、600万米ドルとなる。
アジア開発銀行(ADB)によると、今回の支援は、ホーチミン市北部の工業地帯と住宅地であるビンズンとトゥダウモットの急速な経済・人口増加の中で、増大する水需要に対処するために、バウバン浄水場を拡張するものとなる。この融資は、プラントの容量を増やすために使用され、住民だけでなく、成長する商業および産業ユーザーにも、清潔な水を供給するものとなる。また、今回のプロジェクトは、国有企業を民間部門の公益事業に移行することを目的とした政府の改革と一致しているものとなる。ADBが支援してきた移行は、業務効率を改善し、ベトナムのインフラ部門における公的および公的に保証された債務の削減に役立つと期待されている。