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ベトナム政府は、主要都市のハノイ市やホーチミン市等でデング熱の発生が増加する恐れがあるとして、デング熱対策を行うように注意を呼び掛けている。
ベトナム政府の発表によると、ベトナム保健省では、デング熱の予防・治療を行い、流行の監視と検出を行い、それぞれの地域に対して適切な指導を行い、十分な治療を行えるように消耗品と機器を確保する事が役割づけられている。情報通信省では、ベトナムのテレビやラジオなどで、保健省と連携のうえでデング熱の対策と流行等に関する情報を適切に報道するように役割づけられている。教育訓練省では、学生が積極的に地域における蚊の幼虫の駆除活動に参加するように指導することが役割づけられている。財務省では、デング熱の流行予防に十分な資金を分配するように役割づけられている。また、ベトナム戦争退役軍人協会・女性連合・農民協会などの団体に向けても、デング熱の流行予防のためにも蚊の幼虫の駆除活動に参加するように呼び掛けている。
近年のベトナムには、多数の日本人が渡航もしくは滞在しており、ベトナムに渡航する日本人もデング熱に感染しないように、蚊に刺されないように対策を用意しておく必要がある。