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在ベトナム日本大使館は、梅田大使がハノイ貿易大学日本語学部で「日ベトナム関係の現状」というテーマで講演会を4月3日に実施した事を発表した。
この講演会は、日越外交関係樹立45周年記念の一環として開催されたものである。講演会の開始前には、梅田大使がブイ・アイン・トゥアン貿易大学長等と面会して、多くの日系企業がハノイ貿易大学の学生に関心を持っており、神戸大学など拠点を置く日本の大学との連携や1月のJETROとの協力文書署名等の日本と貿易大学との間の強い連携についての説明が述べられた。
講演会では、梅田大使から日本語学部の学生約60人に対して最近の日越情勢に関する説明が行われた。また、日本の経営者である稲盛和夫氏が提唱する人生の方程式を引用して「若い皆さんは、既に才能や情熱に溢れています。そして、人生では『考え方』が大事です。正しい考え方、良い心を養っていってください。」と激励した。学生からは、梅田大使に対して質問が相次いだ。質問は、「日系企業に就職するため日本語以外で努力すること」「日越外交関係の45年を振り返って印象深いこと」「ベトナムは日本に何を期待していると思うか」等が行われた。また、ベトナム人留学生の犯罪が増えないために大使館が行っていること等に関しての、活発な意見交換が行われた。