ベトナムで日本の知見を共有する稲盛哲学セミナーが開催

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画像提供:在ベトナム日本大使館
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在ベトナム日本大使館は、ベトナムの公務員と民間企業経営者・職員を対象として、日本の知見を共有する事を目的とした『稲盛哲学-組織構築における公務員の倫理』と『稲盛哲学-企業経営における倫理』を3月6日にハノイにて開催した事を発表した。

『稲盛哲学-組織構築における公務員の倫理』は、在ベトナム日本大使館・ベトナム共産党中央組織委員会・ベトナム社会科学院との共催により開催されたものである。開会の辞でベトナムの中央組織委員会副委員長からは、このセミナーをベトナム共産党の重点課題である行政改革・人材育成・組織再編に関する提案策定のためのヒントとしたいとの旨が述べられた。梅田大使からは、行政改革には組織構造や規則の改革と共に組織を構成する一人一人の「考え方」を改革することが重要であるとし、セミナーに参加したベトナムの指導者に対しては、ベトナムの将来にとって「信用」が重要であることを念頭に置き契約や約束を是非守ってほしいと要請する旨を述べた。セミナー本編では、稲盛和夫京セラ株式会社名誉会長の映像講話を通してリーダーが持つべき資質と哲学について紹介された。

『稲盛哲学-企業経営における倫理』は、在ベトナム日本大使館の主催により開催された。セミナーでは、日本航空株式会社代表取締役副社長・高巌麗澤大学大学院経済研究科教授・公立鳥取環境大学教授からそれぞれ講演が行われた。質疑応答セッションでは、中小企業の経営者からベトナムでビジネスを行うにあたっての切実な悩みが寄せられていた。

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