メディア制作・技術支援センターを整備、タイの視覚障害者への支援

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画像提供:在タイ日本大使館
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日本政府は、タイの視覚障害者への支援として、メディア制作・技術支援センター1棟を整備することを決定した。

タイ国内では、障害者証を所有する者の内、約1割の者が視覚障害者である。重度の視覚障害を有する場合、日常生活を送る上で点字や視覚描写を補足する特別な音声データなどの専用のメディアが必要になるが、タイでは視覚障害者のための教材や情報保障支援はまだ遅れている。タイ国内最大の視覚障害者支援団体であるキリスト教視覚障害者財団は、視覚障害者のためのメディア制作事業に力を入れているが、同財団はメディア作成や機材のメンテナンス、メディア利用者やボランティアの研修等に使用する専用施設を所有していない状況であった。そのため日本政府は、キリスト教視覚障害者財団からの要請を受けて、この問題を解決するための支援を実施することを決定した。

今回の支援は、草の根・人間の安全保障無償資金協力「コンケン県における視覚障害者メディア制作・教育技術センター建設計画」として、総額3,528,500バーツの支援が行われる。この支援では、メディア制作・技術支援センター1棟を整備するものとなる。

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