フィリピンのダバオ市において、爆弾が爆発し14名が死亡し67名が負傷するというテロ行為とみられる事件が発生していた。日本の安倍総理大臣はドゥテルテ大統領宛てに、岸田外務大臣はヤサイ外務大臣宛てに、それぞれお見舞いのメッセージを発出した。
安倍総理はフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Roa Duterte)大統領に対して以下のお見舞いのメッセージを発出した。
「今般,ダバオ市での爆破事件により,多数の死傷者が出たとの報に接し,大きな衝撃を受けています。このテロ行為を,最も強い言葉で,断固非難します。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに,負傷された方々とご家族の方々に心からお見舞い申し上げます。フィリピン政府及び国民の皆様に強い連帯の意を表明します。この困難な時に,日本はフィリピンと共にあります。日本は引き続きテロ対策分野でフィリピンと緊密に協力していきます。」
岸田外務大臣はフィリピンのヤサイ(Perfecto Yasay, Jr.)外務大臣に対して以下のお見舞いのメッセージを発出した。
「今般、ドゥテルテ大統領が長年市長を務められたダバオ市において,テロによる爆破事件で、多数の死傷者が出たとの報に接し、憤りを禁じ得ません。このようなテロ行為は、いかなる理由でも許されず、断固として非難します。日本国政府及び日本国民を代表し、犠牲者のご遺族に対し心からの哀悼を表するとともに、負傷者の方々にお見舞い申し上げます。」
岸田外務大臣はフィリピンに8月9日から11日の日程で訪問した際に、ロドリゴ大統領とヤサイ外務大臣と会談を実施していた。これらの会談の際には、両国関係を強化していくだけでなくテロ対策なども協力して実施していく事に合意していたが、比較的治安が良いダバオでテロが発生する事態となってしまった。