日本は帰国したフィリピン人看護・介護士候補者の就職をサポート

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画像提供:在フィリピン日本国大使館
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在フィリピン日本大使館は、日本から帰国したフィリピン人の看護師候補者およびに介護福祉士候補者を対象とした就職説明会を8月26日に開催する事を発表した。

日本政府とフィリピン政府は、両国間の貿易を活性化させ両国の経済成長を促進し国交を深める事等を目的として、日フィリピン経済連携協定(JPEPA)を2009年に締結していた。この協定に基づき、多数のフィリピン人看護師候補者と介護福祉士候補者が日本に訪問し、滞在中に日本の各施設で勤務しながら国家資格に合格するための勉学を行っていた。この日本に訪問した人のうち、約500名が国家資格に合格しなかったためにフィリピンに帰国していた。これらの帰国した人々は、日本の病院や介護福祉施設で勤務していたために一定の日本語力があり日本への理解もあるため、これらの人材の就職を支援し日系企業などからの求人に対するニーズに応えるために、在フィリピン日本大使館は就職説明会を実施している。

今年の就職説明会は8月26日に実施される。昨年も同様の就職説明会を実施しており、昨年は日系企業の製造業や教育関連などから47社が参加し、帰国者のうち約60名が参加していた。今までの説明会においては、企業内の看護師・通訳・日本語教師・事務職員などの職種で実際に採用が決定したケースも存在している。

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