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株式会社三菱東京UFJ銀行は、フィリピンの地場主要商業銀行であるセキュリティバンク(Security Bank Corporation)と株式引受契約を締結し、資本・業務提携することで合意したことを発表した。
三菱東京UFJ銀行では、アジアにおける進出を強化しており、近年ではベトナム国営大手銀行のヴィエティンバンクへ出資、タイ大手商業銀行のアユタヤ銀行買収、ミャンマーの民政化後では外銀初となる支店の開業などを実施していた。フィリピンでは人口が1億人を超しており好調な経済状況が続いているが、GDPに占める預金の割合が低く今後の金融サービスの需要拡大が望まれるため、フィリピンのセキュリティバンクとの資本・業務提携を実施することとなった。
三菱東京UFJ銀行では、セキュリティバンクの約20%の株式を取得し、取締役2名を派遣し、持分法適用会社とする予定である。三菱東京UFJ銀行は、今後も本提携を通して更なるサービス拡充を図り、より多くの顧客の多様なニーズに応えていく方針であることを表明している。