このページの所要時間: 約 1分0秒
日本の海上自衛隊の海上幕僚監部は、フィリピン海軍と日比共同訓練、アメリカ海軍とオーストラリア海軍と日米豪共同訓練をそれぞれ実施したことを発表した。
日比共同訓練の目的は、海上自衛隊の戦術技量の向上及びフィリピン海軍との連携の強化となる。訓練を実施したのは7月18日となり、訓練海空域は南シナ海となる。参加部隊は海上自衛隊の護衛艦「てるづき」とフィリピン海軍のC-90となり、訓練項目は通信訓練となる。なお、このフィリピン海軍のC-90は、日本からフィリピンに無償譲渡された航空機となる。
日米豪共同訓練の目的は、海上自衛隊の戦術技量の向上並びに米海軍及び豪海軍との連携の強化となる。訓練を実施するのは7月19日から23日となり、訓練海空域は南シナ海及びフィリピン東方沖からグアム周辺海域に至る海空域となる。参加部隊は、海上自衛隊の護衛艦「てるづき」、米海軍の空母「ロナルド・レーガン」、巡洋艦「アンティータム」、駆逐艦「マスティン」、豪海軍の強襲揚陸艦「キャンベラ」、駆逐艦「ホバート」、フリゲート艦「アランタ」、「スチュアート」、補給艦「シリウス」となる。訓練項目は、各種戦術訓練となる。