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岩屋大臣の外務省は、最大24名のカンボジアの若手行政官の日本の大学への留学を支援するため、4億4,200万円の無償資金協力を実施することが明らかになった。
日本の外務省の見解によると、カンボジアでは、1970年代から約20年にわたる内戦により多くの有能な人材が失われ、高等教育機関の整備も不十分であるため、良質な人材の育成が喫緊の課題となっている。また、日本政府はカンボジアに対し、経済社会基盤の更なる強化を促す取組を行っていた。
そのため、7月3日、カンボジア王国の首都プノンペンにおいて、駐カンボジア日本国特命全権大使と、プラック・ソコン・カンボジア王国副首相兼外務国際協力大臣との間で、若手行政官等を対象とした日本への留学支援のための4億4,200万円を限度とする無償資金協力に関する交換公文の署名を実施した。
今回実施される協力により、最大24名のカンボジアの若手行政官が、日本の大学に留学することが可能となる。これらの若手行政官は、将来のカンボジアの開発課題の解決に貢献し、日本とカンボジアの友好関係の更なる強化にも寄与することが期待されるとしている。