国交省はフィリピンに日本の中堅・中小建設企業の訪問団を派遣

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日本の国土交通省は、日本の中堅・中小建設企業の海外展開を支援するため、12月10日から12日の日程で実施するフィリピン訪問団に参加する企業の募集を開始した。

フィリピンでは、ドゥテルテ政権の掲げるインフラ整備政策「Build, Build, Build」による建設需要が高まっている。この需要を念頭に置き、日本の国土交通省では日本の中堅・中小建設企業の海外進出を支援する活動の一つとして、訪問団を結成して、フィリピン現地に訪問する事業を実施することを決定した。

予定している「フィリピン訪問団」のスケジュールでは、12月10日は合同就職説明会を開催する。この説明会は、現地の大学において日系建設企業での業務を紹介し優秀な人員の採用のきっかけとするため、1925年に創立されたフィリピンの私立理工系大学であるマプア工科大学の合同就職説明会(JobFair)に参加するものである。

11日は日本政府関係機関訪問・現場視察を行う。この視察などは、日本政府関係機関訪問によるブリーフィングや日系企業の建設現場の視察などを予定しており、訪問先と視察先は現在選定中である。

12日は第2回日・フィリピン建設会議が開催される。この会議は、フィリピン貿易産業省と国土交通省の間で開催される会議であり、第1回目が2017年11月にマニラで開催され、建設人材の育成に関する取組をはじめとする両国の建設分野の取組について意見交換が実施されていた。第2回目となる今回の会議には、国土交通省からは、大臣官房審議官(土地・建設産業局担当)などが出席し、人材育成・都市開発などについての意見交換を実施する予定である。また、会議後半には現地企業との関係構築のためのビジネスマッチングを開催する予定である。

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