東芝の自立型水素エネルギー供給システムをフィリピンに普及へ

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画像提供:東芝エネルギーシステムズ
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東芝エネルギーシステムズ株式会社は、フィリピン電化庁と自立型水素エネルギー供給システム「H2One」の、フィリピン国内への普及に向けた協業に合意した事により覚書を締結した事を発表した。

フィリピンでは、現在供給されている電力の半分は石炭および石油火力で賄われているが燃料は輸入に依存しており、エネルギー自給率向上のために再生可能エネルギーへの期待が高まっていた。そのためフィリピン電化庁では、フィリピンの地方電化を推し進めていたため、東芝エネルギーシステムズの自立型水素エネルギー供給システム「H2One」の導入を加速化させることを決定した。

東芝エネルギーシステムズの「H2One」は、独自の水素エネルギーマネジメントシステムにより、再生可能エネルギーと水素を活用して、電力を安定的に供給できるCO2フリーの自立型水素エネルギー供給システムである。東芝エネルギーシステムズとフィリピン電化庁は、覚書に基づいてフィリピン内への「H2One」の普及にむけた技術・制度を検討していく。

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