海上保安庁とフィリピン沿岸警備隊が連携訓練

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画像提供:海上保安庁
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日本の海上保安庁は、5月12日から14日の日程でフィリピン共和国に航空機派遣を実施し、フィリピン沿岸警備隊との間における連携と協力関係を強化した事を発表した。

日本政府とフィリピン政府は、今年の1月に沿岸警備に関して協力していく覚書を締結していた。この覚書に基づく初めての取り組みの連携訓練が、日本の海上保安庁の航空機がフィリピン近海の公海上をしょう戒中のところ、スールー諸島付近海域で海賊等事案が発生したとの想定のもと実施された。この訓練には、第十一管区海上保安本部那覇航空基地所属のファルコン900「ちゅらわし」が派遣された。

実際の訓練では、ReCAAP情報共有センターからの第一報から始まった。海上保安庁の航空機はフィリピン沿岸警備隊(PCG)から対応要請を受けて、3月に就役したフィリピン沿岸警備隊の新鋭巡視艇とともに海賊対処に係る連携訓練を行った。なお、フィリピン沿岸警備隊の新鋭巡視艇は、日本政府がフィリピン沿岸警備隊に供与した40メートル級巡視艇である。

日本の海上保安庁は、今後も東南アジアの地域の平和と繁栄を支えるために、東南アジア諸国の海上保安機関との連携・協力を推進していく方針である事を表明している。

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