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中国外務省は、中国艦艇がフィリピンのダバオに寄港した際にロドリゴ・ドゥテルテ大統領が艦艇に乗艦した事は、両国の政治的な面の信頼関係が深まっている事を示しているとの見解を示した。
中国外務省で2日に実施された定例記者会見の際に、記者から「5月1日にドゥテルテ大統領が中国の艦艇に乗艦した事が報じられています。最近の中国政府とフィリピン政府は様々な分野において協力関係を深める事に合意しており、中国政府はフィリピン政府とどの様な協力を進めていきますか?」との旨の質問が行われた。
この質問に対して報道官は「中国政府は、ドゥテルテ大統領の乗艦を歓迎します。これは、両国の政治的な面からの相互信頼関係が深まっている事を反映するものです。中国政府とフィリピン政府は協力を進めた事により、多くの分野で実績を出し、両国の国民にメリットをもたらしています。これは正しい選択でした。中国政府は、相互信頼を強化し、南シナ海における適切な協力を進めていき、両国の健全かつ安定した発展を促進し、両国の国民にとっての利益をもたらす関係を継続していく事を望んでいます。」との旨の回答を行った。