マレーシア伝統芸能の二大巨匠が来日し公演

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画像提供:ムティアラ・アーツ・プロダクション
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マレーシアには、300年ほど前から伝わる語りの芸能「アワン・バテル(Awang Batil)」や「タリッ・セランピッ(Tarik Selampit)」が存在しており、これらはマレー半島の北部に残る口承伝統である。この伝統芸能の二大巨匠が、日本にマレーシア伝統芸能を伝えるため来日し、公演などを7月26日・27日に開催することとなった。

今回の公演は、東南アジア芸能コーディネート、芸術文化交流イベント企画・制作、マレー語通訳・翻訳などを手掛けるムティアラ・アーツ・プロダクションが主催するイベントである。また、このイベントは、マレーシアの伝統芸能の保存継承を目的として、マレーシア国営エネルギー会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)も助成している。

今回のイベントは2日間に渡り実施され、初日の26日はマレーシア文化の魅力を発信する「マレーシア文化通信WAU」の発行をしている「Hati Malaysia」がマレーシアの語りの芸能について紹介し、実演する。27日は、日本や海外の民話を講談で伝承するなどの活動をライフワークとしている、日本の講談師・神田京子氏(平成26年真打昇格)をゲストに招き、マレー語では分からない物語を「民話講談」として日本語で楽しむ事が出来る。

イベントを開催するムティアラ・アーツ・プロダクションの上原氏に、当編集部が今回のイベント開催に関してコメントを求めたところ「26日のイベントは、マレーシアでもなかなか触れることができない伝統芸能を東京でご紹介する、とても貴重な機会です。多くの方々のご参加をお待ちしています。また、27日のイベントは、マレーシアの物語が日本の民話講談の形で語られる、前代未聞の試みです。アジアの色彩豊かな伝統芸能の世界をお楽しみください。」との回答を頂いた。

イベントの日時・場所などの詳細に関しては、イベントページ【Hati Malaysia マレーシア文化講座vol.4 】マレーシアの「語り」文化と日本の「語り」、「講談」】から確認して下さい。

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