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日本の国土交通省は、マレーシアで第1回目となる「グリーン物流パートナーシップ会議」を開催したことを発表した。
国土交通省では、2017年よりASEAN各国の物流分野における温室効果ガス削減を実現するため、日本が開催している「グリーン物流パートナーシップ会議」をアセアン各国へ導入するための支援を行っていた。この取り組みを受けて、マレーシア運輸省がASEAN初のグリーン物流パートナーシップ会議を首都クアラルンプールで開催することとなった。
この会議には、マレーシア側からは、運輸省大臣、運輸省物流・道路交通局長、経済省、国際貿易省、企業開発省、学識経験者、フォワーダーズ連盟、陸送協会、荷主協会、航空フォワーダーズ協会、製造業者連盟、国際商工会議所、船主協会などが参加した。日本側からは、国土交通省大臣官房参事官、在マレーシア日本大使館書記官、日本ロジスティクスシステム協会、学識経験者、日本海事協会、ライオン、マレーシア日本通運、郵船ロジスティクスなどが参加した。アセアン各国からは、カンボジア、インドネシア、ラオス、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナムの政府関係者、ベトナム海事大学、ASEAN事務局などが参加した。
プログラム内容は『マレーシア運輸省 運輸省大臣より日本側に感謝状の贈呈』『マレーシア物流産業におけるグリーン物流促進の意義・目的【マレーシア運輸研究機関】』『国際社会におけるCO2排出規制について【日本ロジスティクスシステム協会】』『グリーン物流促進に関する日本の取組事例の紹介【ライオン、マレーシア日本通運など】』『質疑応答』となった。これらのプログラムを通じて、情報共有が行われるとともに、グリーン物流促進の重要性の意識啓発が行われた。