防衛省はASEANと防衛協力強化、宇宙作戦群での視察・研修

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画像提供:防衛省・自衛隊
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日本の防衛省・自衛隊は、第5回プロフェッショナル・エアマンシップ・プログラム(PAP)を8月6日から8日にかけて開催したことを発表した。

このPAPは、2018年10月の「第4回日ASEAN防衛担当大臣会合」において、日本側の提案により始まったものであり、日ASEAN防衛協力の指針である「ビエンチャン・ビジョン2.0」に基づき、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、ASEANの強靱性の強化に資するべく取り組んでいるものとなる。

今年のPAPは、『防衛協力強化のための日ASEAN大臣イニシアティヴ(ジャスミン)』の下での新たな取組みとして、「セミナー」「部隊研修」「部外研修」などを実施した。

「セミナー」では、学習院大学の橋本靖明客員研究員が、宇宙領域における法の支配と安全保障についてASEAN各国の空軍士官などに対して講義し、ASEAN各国の参加者からも発表の上、意見交換を実施した。

「部隊研修」では、宇宙作戦群(府中基地及び入間基地)での視察・研修を通じ、SSAに関する専門的な知見を共有した。

「部外研修」では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターでの研修を通じ、人工衛星による宇宙利用等について理解を深化、株式会社アストロスケールへの訪問を通じ、民間部門の役割についての研修を実施した。

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