住友商事がマレーシアのマネージドケア(管理医療)に参入

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総合商社である住友商事株式会社は、マレーシアの大手マネージドケア事業者であるPM Care社およびHealth Connect Holdings社を子会社化し、マネージドケア事業に参入することを発表した。

マネージドケアとは、公的医療制度が充実していない国で発展しつつある管理医療システムであり、より良質で安価な医療を目指して、民間医療保険会社・マネージドケア事業者・医療機関の3事業者が連携してサービスを提供するものである。

マレーシアでは、近年は高齢化や生活習慣病の増加などの理由により医療需要が高まる一方で、医療サービスの質の向上や供給が追いついていなかった。そのため、適切な医療サービスを受けられない、診療を受けるまでに時間を要する、など課題が表面化しており、これらの問題を解決することが喫緊の課題となっていた。そのため住友商事は、これらの問題をマネージドケアで解決するため、マレーシアの大手マネージドケア事業者を子会社する形で参入することを決定した

住友商事は、子会社化する会社を通じて、マレーシアの企業・保険会社と医療機関を繋ぐ存在として、日本の先進的な医療技術・サービスの導入も見据えつつ、より質が高く効率的な医療サービスを推進し、個人の健康管理向上を促していく方針である。

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