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日本の河野太郎外務大臣とラオスのサルムサイ・コンマシット外務大臣は、「日・ラオス外相会談」を6月11日に日本で実施した。
会談で河野外相は、今年で既に2回目となるサルムサイ外務大臣の訪日を歓迎する旨を述べるとともに、2015年3月に署名した「戦略的パートナーシップの構築に関する日本・ラオス共同声明」を更に強化させたいとの意向を伝えた。サルムサイ外務大臣からは、ラオスのトンルン首相の今回の来日に対して暖かい歓迎が行われていることと、今までの日本からの支援に対しての感謝の意が述べられるとともに、自身も河野外相とともに日本とラオスの友好関係の促進に努めていきたいとの旨が述べられた。
また、ラオス行政官に対する人材育成・不発弾(UXO)除去に関する経済協力・人的交流・観光開発等の二国間関係・南シナ海・北朝鮮情勢・自由で開かれたインド太平洋戦略等に関しての意見交換を行い、今年の夏に開催されるASEAN関連外相会合に向けて、今後も緊密に連携していくことで合意した。