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日本の総合商社である三菱商事株式会社は、インドネシアのジャカルタ郊外BSD Cityで自動運転実証実験(PoC)を開始することを発表した。
この実験は、株式会社マクニカとの共同企業体にて、独立行政法人国際協力機構(JICA)の2020年度第二回公示「中小企業・SDGsビジネス支援事業~普及・実証・ビジネス化事業(SDGsビジネス支援型)~」を活用して実施されるものである。
今回実施される自動運転実証実験(PoC)は、三菱商事とインドネシアにおける不動産デベロッパー最大手の1社であるSinar Mas Land(SML)との都市サービスメニューの第一弾であり、「都市の交通利便性を高める自動運転モビリティサービス」に係る地域住民・就業者・来訪者のニーズや今後の当該エリアでの大規模モビリティサービスの事業展開可能性等の検証を目的としており、BSD City内の賑わいの中心となるオフィスエリア並びに商業施設にて、本邦技術を使った自動運転の電気自動車を周回させ、地域住民、就業者、来訪者に実際に乗車してもらう形で1年間の実証実験を実施するものである。