日本インドネシア開発協力シンポジウム開催、ODAを振り返る

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画像提供:JICA
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日本とインドネシア間の国交60周年記念事業として、「日本インドネシア開発協力シンポジウム」が、日本の国際協力機構(JICA)とインドネシアの国家開発企画庁(BAPPENAS)の共催により5月14日に開催された。

このセミナーは、今までに実施されたODA事業を振り返るとともに、今後の開発協力の方向性につき示唆を提示する目的のもと開催されたものである。多くの協力案件を実施しているインドネシアの公共事業・国民住宅省や関係省庁にくわえて、自治体・大学・日本企業関係者・NGO等の合計約300人が参加した。

シンポジウムの冒頭で、JICAの副理事長と国家開発企画庁大臣から基調講演が行われ、続いて実施されたパネル・ディスカッションでは、災害・復興支援や民主化支援に対する過去の協力が紹介され、インドネシア側からは日本とJICAの果たした役割に謝辞が延べられた。また、「新しいテクノロジーの現地化」をテーマとして、インドネシア人技術者への技術移転や母子手帳導入の協力事例が言及された。さらに、中進国化に伴う新たな課題に関しても議論され、パネリストから今後の更なる協力への期待が述べられた。

在インドネシア日本大使館からは石井大使と本清次席が参加し、石井大使は第1セッションのパネリストとして登壇し、本清次席は第2セッションにモデレーターとして出席した。

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