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在ベトナム日本大使館は、ベトナムのハノイで世界こどもハイクコンテストを開催した事と同時に表彰式を実施した事を発表した。
世界こどもハイクコンテストとは、日本航空(JAL)が1964年に東京オリンピックが開催された際に、アメリカの音楽番組で「ハイクコンテスト」を呼びかけた事をきっかけとして始まったものである。このコンテストでは、世界の子供達に向けて日本文化の俳句を理解して貰い、豊かな感性を育ててもらう事などを目的としている。現在では、公益財団法人JAL財団が主催し、世界各国のJAL支店が開催している。
ベトナムのハノイでのハイクコンテストは、今回で3回目の開催となり、ハノイ市内で日本語教育を実施している中学校から1,163点もの応募があった。これらの応募から、入賞者として選ばれた中学生30名と関係者を大使公邸に招へいし表彰式を開催した。表彰式では、大賞と最優秀賞受賞者の発表と受賞者への表彰を行い、表彰状と記念品を贈呈した。この表彰式では、越日友好協会副会長、ベトナム俳句クラブ、日本語教育を実施する中学校の教員なども参加し、俳句や日本文化を通した交流が実施されていた。