オバマ大統領がベトナムに訪問へ

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画像提供:ベトナム政府(2014年11月に実施された首脳会談の様子)
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アメリカのオバマ大統領は、2月15日・16日の日程でアメリカ・ASEAN首脳会談を実施しているが、ベトナムのグエン・タン・ズン首相と会談した際に自身が5月頃にベトナムに訪問する方針であることを伝えたことを、複数の米国メディアが報じた。

ベトナム政府は、南シナ海の領有権問題で中国政府と争ったために、近年ではアメリカ政府との国交を深化させており、アメリカ政府からの武器輸出が解禁されるなどの成果を上げていた。また、ベトナムの最高責任者であるグエン・フー・チョン書記長が昨年の7月にアメリカに訪問し、オバマ大統領と会談した際にベトナム訪問を要請していたこともあったため、オバマ大統領のベトナム訪問が実現する見込みとなった。

ベトナムの統治形態は、ベトナム共産党による一党独裁体制であるため、政府は隣国のミャンマーのように強制的に民主化を迫られる事を警戒していたが、アメリカ政府との間でお互いの政治体系には触れないうえでの友好関係を構築していくことに大筋で同意しているため、今後も両国の関係は強化されていく見込みである。

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