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ベトナムの中部に位置するフエは、首都のハノイや商都のホーチミンとは異なる雰囲気の古都であり、多くの外国人観光客が訪れている。ベトナム観光省は、このフエには美しい建設物・魅力的な風景などがあるため、人々が訪問する価値はあるのではとフエの観光情報の紹介を行った。
この発表によると、フエは1558年から1945年までの間はグエン王朝の首都として存在しており、この約4世紀の間にユニークな建設物などが建設された。ユネスコはこれらの建築物などに価値があるとして、世界遺産の文化遺産として「フエの建造物群」、無形文化遺産として「フエの雅楽」を登録した。フエの街の真ん中にあるフォン川の北岸には、壮大な帝国の要塞があり、王宮やモニュメントなどによりグエン王朝の威厳を感じることが出来る。
ベトナム観光省のお勧めは、グエン王の壮大な墓への訪問、ボードで川のツーリングなどを進めており、見所として特にチュオンティエン橋(Truong Tien Bridge)を挙げている。この橋はフランスによって1897年から1899年の間に建てられた橋である。フエ文化を研究している専門家によると、このチュオンティエン橋は都市内にある最も美しい建設物の1つであり、この橋はフエに住んでいる人達の心の中に刷り込まれている。