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日本の農林水産省は、ベトナムへの日本産うんしゅうみかんの輸出が可能となったことを発表した。
ベトナムは、日本産うんしゅうみかんについて、ベトナムが侵入を警戒する病害虫が日本で発生していることを理由に、これまで輸入を禁止していた。日本の農林水産省は、産地からの要望を踏まえ、うんしゅうみかんの輸出が可能となるように、ベトナムの植物検疫当局と技術的協議を積み重ねていた。
その結果、日本産うんしゅうみかんに関する植物検疫条件に合意し、10月1日から、ミカンバエの発生がないことが確認できた地域からの日本産うんしゅうみかんのベトナムへの輸出が可能となった。主な植物検疫条件は「登録生産園地で栽培されること」「登録生産園地にミカンバエが発生していないことを確認すること」「ベトナム側植物検疫当局によって登録生産園地の確認が行われること」などとなっている。
野上農林水産大臣は、9月14日の記者会見の際に、ベトナム向け日本産うんしゅうみかんの輸出が解禁されたことを説明するとともに、日本産の農産物の輸出が更に拡大することを期待しているとの旨を述べている。
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