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ベトナム政府は、新型コロナウイルスのワクチン製造を国内で実施するために、米国・日本・ロシアの企業と技術移転契約を交渉していることを明らかにした。
ベトナムのファム・ミン・チン首相は、新型コロナウイルスのワクチンがベトナムで早急に生産することが可能となるように、生産技術の研究と移転を行うように各省庁に要請した。また、保健省には、ワクチンの研究・移転・製造に関連する活動における、財政支援の規則を発行するよう、関連省庁と調整するように要請した。同時に、ベトナムで生産されるワクチンの評価については、世界保健機関(WHO)の専門家と調整するためのワーキンググループを設立するように指示した。
生産技術の移転に関しては、ベトナムは米国・日本・ロシアのワクチン生産者と技術移転の交渉を実施している。この交渉が順調に進んだ場合には、ベトナムは年間2億から3億回のワクチン生産が可能となるとしている。