環境対策支援でベトナムのホテルの高効率エアコンの導入を支援

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日本の環境省は、ベトナムにおける二国間クレジット制度(JCM)のクレジットを発行したことを発表した。

日本政府は、途上国への温室効果ガス削減技術・製品・システム・サービス・インフラ等の普及や対策を通じて、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価して日本の削減目標の達成に活用する「二国間クレジット制度(JCM)」の取り組みを進めている。この取り組みの一つとして、今回はベトナムにおけるクレジットが発行されることが決定された。

プロジェクトは「ホテルへの高効率インバーター・エアコンの導入」となる。プロジェクト実施するのは、日本側は株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所、ベトナム側はPeace Real Estate Investment Company Limitedとなる。このプロジェクトでは、ベトナムのホテルにおいては、エネルギー効率の劣る非インバーター・エアコンが普及しているため、高効率インバーター・エアコンの導入により空調システム全体として省エネを図るものである。

このプロジェクトのクレジット発行回数は1回目、対象となったモニタリング期間は2016年10月6日から2017年9月30日、発行が決定されたクレジット量は189(tCO2)、このうち日本政府の獲得分は95となる。なお、このプロジェクトからの累積削減量は6,000トン以上となることが見込まれている。

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