福岡県産梨が初めてベトナムに輸出

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福岡県は、福岡県産梨が初めてベトナムに輸出される事を発表した。

福岡県は、今年が福岡県・ハノイ市友好提携10周年を迎える事に伴い、友好・協力関係の更なる発展に関する覚書を交わして新たに農業交流を行う事を決定していた。日本とベトナム間では、平成19年にベトナムにおいて植物防疫法が制定されてからは、日本産の梨をベトナム向けに輸出することが禁止されていた。しかしながら、両国間で協議が重ねられた結果、植物検疫条件で合意に達して29年1月に輸出が解禁されていた。

この解禁を受けて、福岡県ではJA筑前あさくらと嘉麻市の第三セクターである株式会社嘉麻スタイルに支援を行っており、輸出向けの生産園地・選果こん包施設の登録などの手続きが完了し、嘉麻スタイルにおいて商談が整ったことから、輸出する事となった。

実際に販売される店舗は、ベトナムのハノイにある現地スーパーマーケット「インティメックス」となる。輸出は嘉麻スタイルが担当している。販売される梨は、嘉麻市(宮小路地区)で生産された二十世紀となり、輸出量は420kgとなる。

今回の輸出に関して、在福岡ベトナム社会主義共和国総領事館グェン フォン ホン総領事からは、「越日外交関係樹立45周年と福岡県・ハノイ市友好提携10周年の節目に、このように記念すべき出来事が実現し大変嬉しく思います。今回の輸出により、福岡県の安全で美味しい梨が多くのベトナム人に味わってもらえるものと期待しています。」との旨のコメントを発表している。

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