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宮城県仙台市に本店を置く大手地方銀行の七十七銀行は、精密機械部品の製造を行う株式会社遠藤製作所のベトナムにおける資金調達を支援するため、ベトコムバンクから融資を受けるにあたり必要となるスタンドバイL/C(保証書)を発行した事を発表した。
株式会社遠藤製作所は、リニアガイド・プリンターヘッド部品・電子顕微鏡構成部品などの精密機械部品の製造を行う企業であり、コスト削減などを目的として2012年8月にベトナム工場(ENDO VIETNAM COMPAN LIMITED)を設立していた。今年の1月に開催された日本政府主催の「ベトナム訪問経済ミッション」に同行企業として選出されたため、ベトナムのフック首相等と面談し、ビジネス会合ではプレゼンも実施しており、ベトナムにおける事業展開や技術力は高い評価を受けている。
遠藤製作所のベトナム現地法人では、受注増加に伴う運転資金ニーズに対応する必要があったため、七十七銀行が提携するベトコムバンクから運転資金の調達をする事となり、七十七銀行が融資を受けるために必要となる保証書(スタンドバイL/C)を発行した。
七十七銀行は、今後もアジアを中心とした海外ネットワークを活用して、顧客の海外ビジネスを支援していく方針である事を表明している。