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日本の農林水産省は、タイへの日本産ゆず、きんかん生果実の輸出が解禁されたことを発表した。
日本の農林水産省によると、タイでは、日本産ゆず、きんかん生果実について、ミカンバエ等の病害虫が日本で発生していることを理由に、今まで輸入を禁止していた。農林水産省では、産地からの要望を踏まえ、ゆず、きんかん生果実の輸出が可能となるように、タイ検疫当局と技術的協議を積み重ねた結果、輸出に係る検疫条件に合意することとなった。
主な検疫条件は「生産園地でのミカンバエの発生調査(3年以上)」「生産園地及び選果こん包施設の登録」「果実の表面殺菌」「タイ側検査官による査察」となる。なお、この検疫条件は、既にタイ向けに輸出可能であるうんしゅうみかん等の生果実と同一条件になる。
今後は、この条件を満たす日本産ゆず、きんかん生果実の輸出が可能となる。