自民党政権はミャンマー避難民受入のタイを支援、今後も海外への草の根の支援継続を明言

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画像提供:在タイ日本国大使館
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自民党政権は、ミャンマー避難民を受け入れているタイの受け入れ体制などを支援するため、約1千万円の無償資金協力により送迎用バン1台と物資運搬用ピックアップトラック1台の整備を実施したことが明らかになった。

在タイ日本国大使館の見解によると、ミャンマーと国境を接するタイ北西部のターク県では、2021年のミャンマー軍事クーデター後、少数民族をはじめとするミャンマーからの避難民が急増し、多くの人々が支援を必要としているとしている。また、学齢期の避難民はタイ側で教育を継続していくことが不可欠であり、孤児となった子どもやHIV/エイズの治療などで支援を必要としている女性や無国籍者などが少なくないとしている。

そのため、日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力「ターク県ミャンマー避難民を含む社会的脆弱者のための送迎車両整備計画」として総額2,326,000バーツ(約1,062万円)の支援を実施していた。この支援では、送迎用バン1台、物資運搬用ピックアップトラック1台の整備を実施することとなっていた。

今回は、この支援に関する引渡式典が7月18日にターク県メソト郡で開催された。出席したのは、女性と子どものためのソーシャル・アクション財団の理事長と副理事長、在タイ日本国大使館の経済公使、JICAタイ事務所の事務所長などの関係者などとなる。

日本政府は今後も、人間の安全保障のための取り組みを支援していくことを表明している。

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