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香川県は、『ワールド・レクチャーシリーズ (東南アジア編)~地球の「今」を知り、私たちの未来を考えよう~』として、「日本・ニュージーランドとの比較を通して見るタイの文化」講座を8月5日にアイパル香川で開催する。
香川県の見解のよると、グローバル化が進み、あらゆるものが国境を越えて行き交う現代社会、香川県でも在住外国人の数が増え、多文化共生社会の実現に向けた取組が行われているとしている。そのため、今回は、県内在住外国人数の半数以上を占めている東南アジアの国にスポットをあて、それぞれの国の現状や歴史、社会、文化等について学び、理解を深めるとともに、自分たちの地域を振り返り、地域社会における多文化共生の問題について考える講座が開催されることとなった。
「日本・ニュージーランドとの比較を通して見るタイの文化」の講師は香川大学教育学部准教授のポール・バテン氏が務める。参加費は700円(賛助会員600円)となる。対象は高校生以上となり、定員は先着40名となる。この講座では、タイとの交流やタイの文化・生活様式などを、日本および講師の出身国であるニュージーランドとの比較を交えながら紹介される。また、異文化間コミュニケーションの難しさやカルチャーショックなど、講師の体験談を通して、異なる文化的背景をもつ人たちが共に生活するためには、どうすればよいかを考えるとしている。