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タイで独自の林檎ブランド「Essence」を展開している株式会社日本農業インコーポレイテッドは、2017年9月からタイ向けに約110トンのりんごを輸出しており、今シーズン終了までに追加で100~150トンのりんごを輸出し、シーズン終了時には日本からタイに輸出しているリンゴの50%のシェアを獲得する予定である事を発表した。
株式会社日本農業インコーポレイテッドは、タイで独自のりんごブランド「Essence」を展開し、現地のスーパーやハイパーマーケットで販売を行っていた。この企業では、タイ最大手の果物輸入業者とパートナーシップを締結し、自社からメンバーを1人派遣したため、タイのマーケットに即したりんごを輸出し消費者に手に渡るところまでサポートすることが可能となっていた。そのため、タイで大きなシェアを獲得した。
タイ以外における事業展開では、 既に日本産りんごが販売され一般的になっている香港と台湾では、それぞれの国の現地パートナーとともに販売を行っている。両国に向けては、シーズン終了までにそれぞれ200トンの輸出を予定している。
その他のシンガポール・マレーシア・インドネシア・フィリピン・ベトナムなどの東南アジアの国に対しては、コンテナ単位での輸出を行う、もしくは予定しており、現地パートナーと協力しながら積極的なマーケティング活動も実施している。