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在タイ日本国大使館は、タイの聴覚障がい者や知的障がい者の学生を支援する活動の一つとして、送迎バスの整備支援を実施する事を発表した。
タイの東北部に位置するロイエット県タワットブリー郡ニウェット区にあるロイエット県難聴者学校は、聴覚障がい者や知的障がい者を対象として幼児教育から後期中等教育を提供している公立養護学校である。この学校では、タイ国教育省基礎教育委員会事務局が定めるカリキュラムに基づく教育や各種職業訓練を提供している。
この学校では、保有している車両のうち長距離移動に使用可能なのはピックアップトラック1台とバン1台のみのであるため、大人数で校外活動に参加するときはバスをレンタルする必要があった。レンタル費用が発生するため、参加者数に制約が生じて生徒に十分な機会を与えられないという問題を抱えていた。そのため日本政府は、30人乗りバスの整備を支援する事を決定した。
この支援プロジェクトは、草の根・人間の安全保障無償資金協力「ロイエット県難聴者学校における聴覚障がい者及び知的障がい者の学生のための送迎バス整備計画」として、総額300万バーツの支援が実施される。