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日本の総合商社である双日株式会社は、シンガポールで医療サービスの提供を手掛ける「Royal Healthcare」の株式を取得し、連結子会社としたことを発表した。
双日の見解によると、シンガポールは、安定的な経済成長を続ける一方で高齢化が進み、治療だけでなく健康診断や重症化予防やアフターケアなど複合的な医療サービスの需要が高まっているとともに、シンガポールはアジアにおける医療ツーリズムの中核拠点として、世界トップクラスの医療インフラや医療従事者が集積しており、質の高い医療サービスの提供体制を整えることで差別化を図っているとしている。
そのため、双日は、シンガポールで医療サービスの提供を手掛ける「Royal Healthcare」の株式を取得し、連結子会社にすることとなった。この会社は、各分野の専門医が連携する専門医療センターを運営しており、国内外の患者に対して、約20の専門科に対応し、経験豊富な医師陣が患者ごとにカスタマイズされた診療サービスを提供している。
双日は、今後は顧客のニーズに合わせて先進的な医療関連サービスの導入に取り組んでいく方針である。