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フィリピンの第12代大統領であるフィデル・ラモス元大統領は、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領の政策は関係閣僚との協議を得ずに独断で実施しており単独主義が横行している、と現地メディア(rappler)の取材に答える形で考えを明らかにした。
ラモス元大統領はドゥテルテ大統領に対して「彼は麻薬撲滅を最優先にするあまり、他の問題を後回しとしている。積極的に行動するあまり、関係閣僚との十分な協議が行われていない。重要な意思決定を行う際には、関係閣僚との会議を持つことは重要である。また、麻薬撲滅活動では人権と司法に関して一方的な進め方をしており、非常に危険である。」との旨の批判を述べた。
ラモス元大統領は、大統領選の時点ではドゥテルテ氏を支持しており、就任直もドゥテルテ氏をサポートするためとして中国担当特使に就任していた。しかしながら、ドゥテルテ大統領が麻薬撲滅を最優先し他の課題を後回しする立場に疑問を感じたために、中国担当特使を辞任している。その後は立場を変え、ドゥテルテ大統領への批判を行っている。
ドゥテルテ大統領は、これらのラモス元大統領の批判に対して「ラモス元大統領等の忠告はもちろん聞くが、私は自分の信じる事を最優先として行動していく。また、場合によっては自分が納得いかなくても、他人の意見に従う場合もある。」と述べ反論している。ドゥテルテ大統領が他人の意見に従った例は、気候変動抑制の新たな多国間の協定であるパリ協定が挙げられる。この協定に参加する事にドゥテルテ大統領は反対だったが、官僚のほぼ全てから参加するように言われたために、大統領は自身の方針を変え参加する事を決定している。
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