ブルネイやタイの国王に跪く事はあってもアメリカには跪かない、比大統領

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画像:ロドリゴ・ドゥテルテ大統領のHPより
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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、アメリカ政府などがフィリピン国内の麻薬撲滅活動を強く批判している事に対して、私はタイやブルネイの国王に跪く事はあってもアメリカに跪く事はないであろうと4日に述べた。

フィリピンではロドリゴ・ドゥテルテ新大統領が麻薬撲滅のために、麻薬売人や麻薬常習者の取り締まりを厳格化しており、正確な人数は不明だが3000人以上が取り締まりの際に殺害されていると言われている。アメリカ政府・EU・国連などは、これらの殺害は正当な司法手続きによるものではないため即時停止すべきであるとドゥテルテ大統領を強く批判した。これらの批判に対してドゥテルテ大統領は、現状の麻薬問題を放置すると将来的にはメキシコのように手が付けられなくなるとして、自国の若者を麻薬から救うためにも過激な手法をとるべきであると反論していた。

ドゥテルテ大統領が反論した後も海外からの批判が止まらずにいたため、ドゥテルテ大統領は4日に「アメリカ政府などはフィリピンの麻薬撲滅活動を批判していますが、私はフィリピンを麻薬とその関連犯罪から救うために現在の麻薬撲滅対策を止めるつもりはありません。私はタイやブルネイの国王に跪く事はあってもアメリカに跪く事はありません。」と述べ、フィリピン国内の麻薬撲滅活動に介入しないように要請した。

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