ドゥテルテ氏がフィリピン大統領就任式で所信表明

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画像提供:フィリピン政府
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フィリピン大統領選で勝利したロドリゴ・ドゥテルテ氏は、フィリピンのマラカニアン宮殿で6月30日に就任式を実施し、正式にフィリピンの第16代目大統領に就任した事をフィリピン政府は発表した。

ロドリゴ新大統領はメディアとの摩擦により、就任式後の記者会見を拒否する意向を示し、就任式に参加するメディアにも制限を加えていた。就任式の様子はオンラインでライブ中継されており、この中継で就任式を確認したところ、就任スピーチでロドリゴ大統領は以下の旨のスピーチを行った。
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私はフィリピン国民のために、大統領の責務を果たすことを誓います。特に国内における犯罪撲滅を目指して、違法薬物の取り締まり等に力をいれていく事を誓います。

私自身が弁護士であった経験から大統領の権力と権威の限界も知っています。しかしながら、私はこれらのルールに従います。政府内の各種手続きの迅速化と腐敗を防ぐために、障害となっている各種ルールを早期に変更します。政府内部における各種プロジェクトの透明性を確保し、国民の目に見える形で物事を進めていきます。国民から国の公務員が信頼されるように、公務員達には一層の自覚を持って職務に取り組んで貰います。

フィリピン政府は、外交面では国際法に基づいた行動を実施していき、国内では既存の憲法に従い、憲法改定を行う際にも、改定のルールに従う事を誓います。国内の一部地域においては紛争が発生していますが、同じ国民として平和を感受するために、和平活動を更に進めていきます。

私はフィリピンという国を愛し、フィリピン国民を愛しています。今後もよろしくお願いします。

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