このページの所要時間: 約 1分18秒
フィリピン政府は、国際的な子の奪取の民事面に関する条約(ハーグ条約)に、今年の3月16日付けで条約の加入書をオランダ政府に寄託していたが、6月1日付けでフィリピンにおいてもハーグ条約が有効となるため、日本とフィリピンの間においてもハーグ条約の効力が発揮されることとなる。
このハーグ条約は、国境を越えて子供を強制的に連れ去ることや留置する事を防ぎ、子供の利益の保護を最優先とした国際的な多国間条約である。この条約に参加する事により、各国間における関連する法律が異なる場合にも、円滑に子供の権利を守る事が可能となる。この条約は、1983年に効力が発生してから欧州を中心とした国が参加しており、日本においては参加が遅れ2014年4月1日付けで発効することとなっていた。
このハーグ条約への参加は、2016年4月時点で全世界の93か国のみとなる。アジア地域においては、中国の香港とマカオ、シンガポール、タイ、日本、韓国、スリランカの6か国のみが締約国であり、普及が進んでいるとは言えない状況である。
日本では、日本人とフィリピン人との間で離婚した場合に、子供の親権で争う場合が多く存在していた。従来のフィリピン政府ではハーグ条約に加盟していなかったために、配偶者の同意無く子供をフィリピンに連れ去られた場合でも、子供を日本に連れ戻す事が難しい状況であった。しかしながらフィリピン政府もハーグ条約に加盟した事により、今後は子供の親権を争う際には、従来よりかは円滑に話し合いが進むとみられている。
アセアン10カ国情報










マレーシアで国際交流基金巡回展「すしを愛でる」
国際移住機関(IOM)は移民のための対話開催、IOMは日本に移民を増やす目的はないと
マーシャル諸島の貯水池改良の支援完了、21億円の無償資金協力
鈴木知事の静岡県はタイヨガ講習会、温泉と組み合わせたサービス
熊谷知事の千葉県は県民に多文化共生への理解を深めさせる、336万円投入事業の一つでセイン・カミュ氏を講師にセミナー
日本・フィリピン・スペインは友好・協力を強化、講演会「スペイン時代の建築と都市計画」
農水省は韓国・中国等の外国漁船に対応で27億円投入、日韓暫定水域・日中暫定措置水域等が設定されたため
UNDPは日本の支援でタンザニアの医療支援、日本はUNDPに2.4億ドル支援
経産省の審議官が日タイ投資フォーラム参加、タイ投資委員会長官とも会談
中国の分析機関がALPS処理水の分析で来日、中国は日本産水産物の輸入停止
InnovestXセキュリティーズがICEを採用。価格設定、取引、リスク分析を強化し、より効率的でスケーラブルな投資プラットフォームを実現
身も凍る冬のサスペンス・スリラー、スコネックの『Who's at the Door?』が2025年韓国ゲーム大賞にノミネート
タイ伝統 音楽・舞踊の夕べ
…and Action! Asia#04 -映画・映像専攻学生交流プログラム-公開上映・プレゼンテーション
FUN!FUN!ASIAN CINEMA 第1弾シンガポール映画『881 歌え!パパイヤ』上映
映画で読み解くサンシャワー展!「ワーキングタイトル」国立新美術館で開催
東南アジアの短編ドキュメンタリー上映会Visual Documentary Project 2016
淡路梅薫堂 江井工場
インドネシア料理スラバヤ 調布店