日フィリピン防衛相会談、防衛装備・技術協力等で協議

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画像提供:フィリピン政府
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日本の防衛省とフィリピン政府は、中谷防衛大臣とテオドロ・フィリピン国防大臣との間で、日フィリピン防衛相会談を2月24日に実施したことを発表した。

会談では、『二国間防衛協力』『東シナ海及び南シナ海を含む地域情勢』『ハイレベル交流や防衛大学校等への留学生の受入れ』『運用面の戦略的連携について協議するハイレベルの枠組みの新設』『警戒管制レーダーの納入等の日比防衛装備・技術協力』などに関して話し合われた。

『二国間防衛協力』では、戦略的パートナーである両国の二国間防衛協力が目覚ましく発展していることを歓迎し、日本とフィリピンとの防衛面での協力と連携をさらに一段高いものに引き上げていくことで一致した。

『東シナ海及び南シナ海を含む地域情勢』では、力による一方的な現状変更の試みや緊張を高めるいかなる行為にも強く反対することで一致した。

『ハイレベル交流や防衛大学校等への留学生の受入れ』では、重層的な人的交流を引き続き推進することを確認した。

『運用面の戦略的連携について協議するハイレベルの枠組みの新設』では、実施することで一致するとともに、日比RAAの発効に向けた国内手続きを進めていくことを確認したほか、軍事情報保護のあり方について防衛当局間で議論を開始することで一致した。

『警戒管制レーダーの納入等の日比防衛装備・技術協力』では、着実な進展を歓迎するとともに、より幅広く、長期的な防衛装備・技術協力について協議するための防衛装備当局間のハイレベルの枠組みの新設及び比国への官民ミッションの派遣について一致した。

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