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フィリピン政府は、フィリピン上院議員から、米の暴利を貪る業者に対する告発を要請する声があがっていることを発表した。
フィリピン政府によると、フィリピン上院議員のフランシス・パンギリナン氏が「政府機関は、米の買い占めや価格操作を行っている米業者や輸入業者を立件するべきです。農務省(DA)、司法省(DOJ)、その他の関係機関は、迅速かつ果断に行動するべきであり、儲け手の責任を追及することが食料安全保障を確保する上で極めて重要です。私たちは、これらの報告が検証された時点で、NFA(国家食品局)とその地方事務所を通じて利益供与の告発を行うという農務長官の指示を支持します」との旨を述べた。
また、「買い占め、価格操作、その他の悪用は、何百万もの農民とフィリピンの家族を苦しめています。また、食料安全保障を達成するための国家的努力も損なわれています。政府は介入しなければなりません。フィリピン競争委員会と国家捜査局は、利益供与に従事している者を特定し、厳重な立件を行うべきです。食料安全保障は供給だけではありません。正義の問題です。そして正義とは、生産者を搾取する者たちから守ることです」との旨を述べた。