ドゥテルテ元大統領の一族が麻薬密輸に関与、フィリピン上下両院の公聴会で証言

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画像提供:フィリピン政府
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元税関局の諜報部員のジミー・グバン氏は、サラ・ドゥテルテ副大統領の夫であるマナセス・カルピオと一部の親族が、麻薬密輸に関与していたことを証言した。

刑務所に服役中のグバン氏は、上下両院の委員会に資料提供者として出席した。グバン氏は、宣誓供述書の中で、ダバオ市議会議員ニロ・アベレラ・ジュニア氏が、2017年初めに密輸活動をグバン氏に紹介したと述べた。アベレラ氏は、ドゥテルテ下院議員、カルピオ、中国人実業家でドゥテルテ一族の仲間として知られるヤンの「ビジネス・パートナーであり、信頼できる人物」であると自称しており、大物輸入業者と評されているとした。

また、2018年にマニラ国際コンテナ港で110億PHP相当のシャブが密輸されたことに関しては、サラ・ドゥテルテ副大統領の夫であるマナセス・カルピオ、彼女の兄でダバオ市第1区選出のパオロ・ドゥテルテ議員、元大統領経済顧問のマイケル・ヤンの関与を示唆した。

なお、グバン氏に名指しされた議員らは、自身にかけられた疑惑を否定している。

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