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日本の総合商社である双日株式会社は、フィリピン大手財閥ユーチェンコグループとの協業を通して、フィリピンの首都・マニラにおけるオフィスビル開発事業に参画することを発表した。
双日が参画する案件は、フィリピン大手財閥ユーチェンコグループ傘下の主要企業である「House of Investments, Inc.(HOI)」が保有・運営している建物の老朽化・移転にともなう、その跡地を利用した再開発事業となり、フィリピンの経済の中心部である首都マニラのマカティ市中心部に、地上27階、地下3階、延床面積約83,710平方メートルの大規模オフィスビルを建設するものとなる。2022年3月に着工予定、2025年6月に完工および賃貸・運営開始予定となる。デザインコンセプトの構築には、日本最大手の建築設計事務所である日建設計を起用している。
双日は、ユーチェンコグループおよびHOIをフィリピンでの事業展開における戦略的パートナーとして位置づけており、今後はさらなる協業・共創の可能性を追求・模索していく方針である。