陸自は米比共同訓練に参加、フィリピンの航空医学の能力構築支援も

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日本の陸上自衛隊の陸上幕僚監部は、フィリピン共和国で開催される「令和3年度米比共同訓練(カマンダグ21)」に参加するとともに、フィリピンに対する航空医学分野の能力構築支援を実施することを発表した。

「令和3年度米比共同訓練(カマンダグ21)」の訓練に参加する目的は、この訓練において実施される比海兵隊との実動訓練へ参加し、災害救助活動に係る能力の向上を図り、訓練を通じて、日比間の相互理解の増進及び連携の強化を図るためである。また、自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化をはかるためでもある。期間は、9月28日から10月8日となる。担任官は、陸上総隊司令官の陸将となる。訓練実施部隊は、陸上自衛隊 水陸機動団と比海兵隊 海兵大隊となる。

フィリピンに対する航空医学分野の能力構築支援は、オンライン形式で9月30日に実施される。日本側の参加者は、防衛政策局参事官付2名、航空幕僚監部3名、航空医学実験隊(入間)8名、航空機動衛生隊(小牧)4名の合計17名となる。フィリピン側の参加者は、フィリピン空軍軍医総監室などの合計17名となる。なお、フィリピンに対する航空医学分野の能力構築支援は、今回が初めての実施となる。

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